2023年にフルモデルチェンジしたトヨタの高級ミニバン新型ヴェルファイアは、発売直後から想像以上の人気となり、生産が追いつかない事態となりました。そのため予約したくてもできないという声が続出し、購入を検討している方にとって最新の予約状況や納期情報が気になるところではないでしょうか。この記事では、2025年時点の新型ヴェルファイア予約状況について、現在の受注状況や納車時期、販売店の対応策、さらに新型モデルならではの新機能・改善点まで丁寧に解説します。長い納期の理由やディーラーでの対策もご紹介しつつ、注目の最新機能もしっかりお伝えしますので、ぜひ購入検討の参考にしてください。

新型ヴェルファイアの予約状況:受注停止はいつまで続く?
記事のポイント
- 発売直後から注文が殺到、一時は納車待ちが約2年。
- トヨタディーラー各社で新規予約受付を停止中。
- ディーラーごとに予約待ちリストなど対応が異なる。
- 今後段階的な受注再開が期待されているが、完全再開は未定。
新型ヴェルファイアは発売と同時に注文が殺到し、一時は日本国内で納車待ちが約2年に及ぶほどの人気ぶりとなりました。その結果、トヨタディーラー各社では受注停止(新規オーダー中断)の措置が取られ、供給が追いつくまで新たな予約を受け付けない状態が続いています。実際、発売開始から現在(2025年)に至るまでほとんどオーダーストップ状態が変わらず、買えない・乗れないクルマになってしまっていると自動車専門誌でも評される状況です。
ただし、販売店によって対応はまちまちです。一部の販売店では受注再開に向けた事前予約リストを作成して注文希望者を受け付けているケースがありますが、別の店舗では現在は一切お受けできませんと門前払いされることも珍しくありません。このようにディーラーごとに対応が異なるため、購入希望者にとって戸惑いの原因にもなっています。
トヨタ本社もこの異常事態を重く見ており、2023年後半から2024年初頭にかけて段階的に受注再開を検討しました。具体的には2023年秋に一部グレードから試験的受注再開2023年冬に主要グレード再開2024年初頭に全グレード再開という計画でした。しかし、半導体不足や部品供給問題が完全には解決せず、慎重な姿勢が取られた結果、2025年現在も完全な受注再開には至っていないのが実情です。
以上のことから、新型ヴェルファイアの予約状況は依然として基本的に新規注文不可と考えておいた方がよいでしょう。ただし、今後の生産回復によりディーラーで受注再開の動きが出る可能性もあります。購入希望の方は、最新情報を逐次チェックしつつ、複数の販売店に問い合わせて予約待ちリストに入れてもらうなどの対策を取ることをおすすめします。
新型ヴェルファイアの納期情報:契約後いつ納車される?
記事のポイント
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ガソリン車で約6〜7ヶ月、ハイブリッド車で約7〜8ヶ月の納期。
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人気グレード(エグゼクティブラウンジ)は受注停止中でさらに長納期。
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グレードや販売店ごとの生産枠により納期は大きく異なる。
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半導体不足が解消されれば今後短縮される可能性あり。

出典:TOYOTA公式サイト
現時点で新型ヴェルファイアを注文できた場合、納車までどのくらい待つ必要があるのかも重要なポイントです。メーカー発表や販売店情報を総合すると、納期は少なくとも半年前後は見込んでおいた方がよさそうです。
具体的には、とある情報ではガソリン車で約6~7ヶ月、ハイブリッド車で約7~8ヶ月が現在の納期目安とされています。特に最上級グレードのエグゼクティブラウンジは人気が集中しており、注文が多すぎて現在受注停止中(新規オーダー不可)という状況です。一方、別の最新レポートでは今契約すると早くて2025年6月頃の納車になる見込みとの声もあります。いずれにせよ数ヶ月~1年程度の納車待ちを覚悟する必要があります。
なお、グレードやパワートレインによっても納期に差があります。一般的にハイブリッド車は使用する半導体部品が多いためガソリン車より納期が長くなる傾向があります。実際の目安としてはガソリン車・ハイブリッド車ともに2~5ヶ月といった情報もありますが、これはディーラーがメーカーから確保できている生産枠によって大きく変動します。人気グレードや特定仕様(例えば先述のエグゼクティブラウンジ)はディーラーへの割当台数自体が少ないため、他グレードより遅くなる傾向です。
また、発売当初の初期受注分については最短1ヶ月~最長14ヶ月程度の幅で納車されました。2024年1月には追加の受注枠が設けられ、その時点で注文した場合の納車予定は早くても2024年8~9月以降と案内されていたようです。このように、初期の予約分だけで1年以上先まで生産枠が埋まっていたことが長期納期の背景にあります。
今後については、半導体不足の緩和や生産ラインの調整が進めば納期短縮が期待されます。トヨタは生産体制の回復に合わせて受注再開と納期短縮を図る計画を示唆しています。実際、2025年に入り生産増強や追加グレード投入(※後述)による体制見直しも行われています。その結果、初期よりは納期が短くなりつつあるとも言われていますが、依然として通常より長い納車待ちである点は変わりません。
納期遅延を避けるためのポイント
長納期の新型ヴェルファイアですが、少しでも早く手に入れるための工夫も存在します。例えば、以下のようなポイントがあります。
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複数のディーラーに相談する:店舗ごとに生産枠や対応が異なるため、A店ではダメでもB店なら予約可能というケースもあります。複数社に当たってみる価値はあります。
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抽選販売に応募する:一部ディーラーでは台数割当が極少なため抽選でオーダー権を決めることがあります。抽選情報を見逃さないよう営業担当に確認しましょう。
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下取り車や購入実績をアピール:既存客やアルファード/ヴェルファイアの下取りがある顧客を優先する販売店もあります。もし当てはまるならその強みを伝えるのも手です。
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残価設定ローンや付帯サービス利用:残価設定ローン利用やメンテナンスパック加入を条件に優先する販売店もあるようです。無理のない範囲で検討してみましょう。
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KINTOなどサブスク利用:トヨタのサブスクリプションKINTO枠での供給がある場合、納期が短い可能性があります(※店舗に要確認)。
いずれにせよ、納期が長期になることを見越して、注文後の車無し期間の生活計画も立てておくことが大切です。また、注文後に納期遅延が発生した場合のフォロー(代車の提供や下取り価格保証など)についても契約時にディーラーと確認しておくと安心です。
新型ヴェルファイアに対する販売店対応:受注停止下での工夫

記事のポイント
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販売店ごとに対応が分かれている(予約待ちリスト管理 or 完全受付停止)。
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受注再開時の不公平感が課題となったため、メーカーが改善策を検討中。
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一部販売店では抽選方式や事前予約リストを導入し工夫をしている。
新型ヴェルファイアの販売店での対応状況も、購入検討者が知っておきたいポイントです。前述のように、発売直後から受注停止となったことで各ディーラーは対応に苦慮しましたが、その過程で販売現場ならではの工夫や問題点も見えてきました。
まず、発売当初の予約受付を巡っては販売店ごとにバラバラな対応が取られ、ユーザーを戸惑わせました。発売日の3ヶ月以上も前から予約を受け付けていたディーラーがある一方、メーカーからの事前予約なしのお達しを守り発売日当日の先着順勝負に徹したディーラーもありました。また、抽選方式を採った店舗でも応募期間の設定が店ごとに異なるなど、統一性がなく、結果としてどこの店に行くかで明暗が分かれる不公平な状況となってしまいました。
現在では、多くのディーラーが公式には受注停止中であるものの、実質的な予約待ちリストを管理している店舗も存在します。先述のとおり、今後受注再開の際にすぐ発注できるよう非公式に予約を仮受けしているケースです。このような店では順番待ちに名前を載せてもらえる可能性があります。一方で現在は取り扱いできませんと完全に断られる店舗も依然多く、対応は二極化しています。
メーカー側も事態を改善すべく、販売方法の見直しを検討しています。例えばメーカー一括の抽選販売にして公平性を確保する案や、情報公開の徹底によるユーザーの混乱防止などが議論されています。実際、2024年以降の追加受注分ではある程度この教訓が活かされ、過度な先行予約の禁止や抽選の活用など段階的な受注再開が試みられました。
販売店のスタッフも何とか顧客に迷惑をかけずに済む方法を模索しており、中には独自の連絡網を作って優先案内したり、試乗車枠の車両を融通するといった対応をした事例もあるようです(非公式なため詳細は店舗ごと異なります)。
重要なのは、購入希望者自身も積極的に情報収集を行うことです。各都道府県のトヨタ販売店(トヨタ店、トヨペット店、ネッツ店など)はそれぞれ扱う車種が異なりますが、新型ヴェルファイアはトヨペット店系統での取り扱いが多い傾向にあります。地域によっては複数のトヨタディーラーがある場合、それぞれに当たってみて対応状況を確認しましょう。場合によっては隣県のディーラーに問い合わせてみるのも有効です。
メーカーも超長納期とオーダーストップが常態化している現状にはメスを入れる必要があるとコメントしており、2025年以降に向けて増産や新グレード投入で事態の打開を図る意向を示しています。実際、2025年1月には待望のPHEV(プラグインハイブリッド)モデルが投入されました。新パワートレインの追加により生産ラインも再編されるため、これを機に受注再開の動きが本格化する可能性もあります。今後のトヨタと販売店の動向に注目です。
新型ヴェルファイアの新機能・改善ポイント:魅力を徹底紹介

記事のポイント
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二段ヘッドライトの進化、大型リアランプによる迫力あるエクステリア。
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新プラットフォーム採用によるボディ剛性や乗り心地の向上。
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電動サンシェードや独立ムーンルーフなど快適装備を多数搭載。
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自動駐車システム(アドバンストパーク)の進化とリモート操作追加。
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新搭載の2.4LターボエンジンとPHEVモデル追加による性能向上。

長い納期にも関わらず圧倒的人気を誇る新型ヴェルファイア。その人気の理由はどこにあるのでしょうか?ここからは新型モデルならではの新機能や改善点について、購入を検討する上で知っておきたい魅力を詳しく紹介します。他の記事以上に踏み込んで解説しますので、待ってでも欲しい!と言われるゆえんを確認してみましょう。 新型ヴェルファイア(Z Premier グレード)エクステリア: 力強さと高級感を兼ね備えたデザインが魅力です。
圧倒的存在感と洗練されたエクステリアデザイン
新型ヴェルファイアのエクステリアは、先代以上に迫力と洗練さを増しています。フロントフェイスは歴代モデルのアイコンである二段ヘッドランプを進化させ、上段に異形三眼LEDヘッドライト、下段にシーケンシャルウインカーやデイライトを集約した凝ったユニットを採用。非点灯時でもプリズムカットのレンズが高級感を放ちます。大型化したフロントグリルとの一体感も高く、精悍かつ重厚な表情はまさに圧巻です。
サイドビューでは、従来の“のっぺり”した印象を脱し、フロントからリアへ波打つように流れるプレスラインを導入。これにより全長の長さを感じさせない躍動感あるシルエットになりました。ボディサイズ自体は日本の機械式駐車場に収まる範囲に抑えつつ、巧みなデザイン処理で存在感を一段と高めています。
リアまわりでは、トヨタ車史上最大級となる一体型の大型リアコンビネーションランプを採用。継ぎ目を感じさせない一枚レンズ仕上げで夜間の存在感はもちろん、消灯時の造形美も追求されています。さらにCピラーにはヴェルファイア専用のVエンブレム(頂点=Vertexの意も込めたデザイン)を配置し、高級感を演出。リアバンパー下部にもメッキモールとブラック加飾の専用ガーニッシュが施され、アルファードとの差別化と上質さが強調されています。
ボディカラーは大胆さと存在感を際立たせるカラーが設定されており、発売当初はブラックとホワイトパールという厳選された2色展開となりました(※その後、新色追加の情報もあります)。あえて色数を絞ることで生産効率を上げつつ、高級車らしい定番色で勝負する戦略もうかがえます。
プラットフォーム面でも大きな進化があります。新型はTNGA(GA-K)プラットフォームをミニバン用に最適化して採用しました。これにより車体剛性は先代比で50%向上し、走行安定性や静粛性が飛躍的に改善しています。直進安定性の向上や段差通過時の振動低減など、高級サルーン並みの乗り心地を実現するため振動・騒音対策も徹底されています。背の高いミニバンでありながらハンドリングも洗練されており、試乗した評論家からは走りが格段に上質になったとの評価も受けています。
総じて、新型ヴェルファイアの外観は力強さと優雅さを両立したデザインに仕上がっており、駐車場でもひときわ目を引く存在となっています。大人のヴェルファイアというコンセプトのもと、先代以上に品格を備えたアグレッシブスタイルは、オーナーの所有欲を大いに満たしてくれるでしょう。
快適性を極めたラグジュアリーなインテリア

インテリア面でも新型ヴェルファイアは大幅な進化を遂げています。コンセプトはおもてなしの空間であり、運転席から3列目シートに至るまで乗員全員が快適に過ごせる工夫が凝らされています。
まず、運転席周辺は最上のコックピットを目指し再設計されました。14インチの大型センターディスプレイと12.3インチのデジタルメーターを配置しつつ、上下2段構えのインパネ造形で視認性と先進性を両立。必要なスイッチ類は直感的に手が届く位置にまとめられ、運転に集中できるレイアウトです。ヘッドアップディスプレイの設定もあり、視線移動を極力減らす工夫もなされています。
助手席側にはロングスライド可能な大型センターコンソールを配置。コンソールボックスは先代比1.5倍の容量があり照明付きで、A4書類やタブレット端末も収納可能です。さらに助手席前方にはサイドトレイも新設され、スマホや小物の置き場に困りません。ドリンクホルダーも左右エアコン送風口前に配置され、冷暖房の風で飲み物を保温・保冷できる親切設計です。
そして新型ヴェルファイアの目玉ともいえるのが、2列目以降の後席乗員のための極上空間です。

新型ヴェルファイアの後席(アルファードExecutive Loungeの例): 独立ムーンルーフや大型コンソールなどおもてなし空間が広がります。
2列目にはExecutive Loungeなら最高級のオットマン付きキャプテンシートが用意され、まさに走るファーストクラスです。新型ではこのシート機構も改良されており、リクライニング時に体が前に滑りにくくなるよう座面高さを最適化。さらに座面前端を持ち上げられる電動チルト機構を追加し、太ももを支える角度を自由に調整可能にしました。これにより、どんな体格の方でも快適な姿勢を保持できます。オットマン(フットレスト)の可動範囲も拡大され、足のかかとまでしっかり支えられるようになりました。長身の方でも足を伸ばして寛げる設計です。
シート自体の快適装備も充実しています。全席本革張りなのはもちろん、2列目シートにはシートヒーター&ベンチレーション(送風)機能を搭載し、暑い日も寒い日も快適。さらにマッサージ機能も備わっており、長距離移動での疲労軽減に寄与します。肘置きにはタッチパネル式のコントローラーが収められており、リクライニング角度や空調、オーディオ等の操作が手元で可能です。まさに“動くVIPルーム”と呼ぶにふさわしい充実ぶりです。
新型の特徴的な装備として、天井にずらりと配置されたスーパーロングオーバーヘッドコンソールがあります。運転席から後席まで伸びるこの大型ユニットには、室内照明(アンビエントライト)やエアコン吹き出し口、各種スイッチ類が一体的に配置されました。従来は左右壁面近くに分散していたものを天井中央にまとめたことで、室内がすっきりしデザイン的な一体感も高まっています。アンビエントライトは14色から選択可能で、お好みの雰囲気を演出できます。夜間には機内のような落ち着いた照明で上質な移動時間を提供してくれるでしょう。
後席乗員のための左右独立式ムーンルーフも新型ならではの装備です。2列目頭上にそれぞれ独立したガラスルーフを配置し、左右で別々に開閉・シェード操作が可能となりました。ワンタッチで電動開閉する日除けシェードはトヨタ初の装備で、開口部の有効視界も従来より広く確保されています。全車標準装備である点も太っ腹です。晴れた日は後席から青空を眺められ、夜は星空を独り占めできます。開放感とプライバシーを両立したこのムーンルーフは、同乗者に特別な体験をもたらすでしょう。
さらに注目すべきは、新型で採用された電動式のサンシェードです。2列目サイドウインドウおよびクォーターウインドウに下降式のパワーサンシェードを備え、ボタン操作ひとつで上下に開閉できます。シェードはガラス面をほぼ100%覆うサイズで強力に日差しを遮りつつも、上から下に降りてくる滝のような動きが美しく、乗員を楽しませます。また音声認識による操作や運転席からの一括操作にも対応しており、利便性も抜群です。この電動サンシェードはトヨタ初採用で、Zグレードにはメーカーオプション設定、エグゼクティブラウンジでは標準装備となっています。
後席周りの小技にも事欠きません。例えば、乗降時の利便性を高めるために電動格納式のサイドステップ(ユニバーサルステップ)を設定。ドア開閉に連動して自動でステップがせり出し、高齢者やお子様でも乗り降りしやすくなっています。またBピラーにはロングアシストグリップを装着し、体を支えながら乗降可能。3列目シートにも配慮が行き届いており、ゆとりある足元空間と快適な着座姿勢を確保しています。3列目にもカップホルダーやUSB端子、サンシェード(Cピラー窓用)を備え、大人が快適に座れる3列目を実現しています。必要に応じて3列目は左右分割で格納でき、荷室を広げることも可能です。
最新テクノロジーによる安全・運転支援機能
新型ヴェルファイアは安全装備や運転支援機能も最新世代へと刷新されました。トヨタの先進安全パッケージToyota Safety Senseが全車標準搭載され、衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制、車線逸脱制御など基本機能は網羅。
さらにプロアクティブドライビングアシストといった新機能も追加され、カーブ手前での減速支援や交差点右折時の減速アシストなど、ドライバーの負担軽減と安全性向上が図られています。
中でも注目はトヨタ チームメイト(Toyota Teammate)[アドバンストパーク]と呼ばれる高度駐車支援システムです。従来から評判の自動駐車機能がさらに進化し、バックでの車庫入れだけでなく並列駐車での前向き駐車や、駐車からの前向き・後退発進まで対応可能となりました。ハンドル・アクセル・ブレーキ・シフト操作のすべてをクルマが自動で行ってくれるため、狭い駐車場でも安心して任せられます。周囲のカメラとソナーセンサーで障害物を検知し、必要に応じて自動ブレーキで接触回避もしてくれる高機能ぶりです。
さらに、新型アルファード/ヴェルファイア(ハイブリッド車およびPHEV)ではこのアドバンストパークにリモート機能が追加されました。
専用スマートフォンアプリ(Remote Park)を使うことで車外から駐車操作を遠隔実行できるのです。狭い駐車場で乗り降りに苦労する場合でも、一旦ドライバーだけ降りてスマホ操作で車庫入れ、あるいは出庫が可能になります。例えば駐車場でギリギリまで寄せて停め、出庫後に荷物を積み込みたいといったシーンや、子供やお年寄りを広い場所で安全に乗降させてから車を動かす場合に非常に便利な機能です。スマホで車がスルスルと動く様子はまさに未来の車を思わせます。
その他、安全装備としてはデジタルインナーミラー(後方映像を映すミラー)やブラインドスポットモニター、パノラミックビューモニター(車両周囲360度表示)などが充実。高速道路でのドライバー支援としてレーンチェンジアシスト付きの高度なレーダークルーズコントロールも利用できます。万一の事故に備えてドライブレコーダー(前後)や通信型緊急通報サービス(ヘルプネット)もメーカーオプションで用意され、総合的な安全・安心パッケージとなっています。
パワートレインの刷新と走行性能の向上
新型ヴェルファイアではパワートレインラインナップにも変更がありました。先代で搭載されていた3.5L V6エンジンは廃止され、代わって新開発の2.4L直列4気筒ターボエンジン(T24A型)が設定されています。この2.4Lターボは最高出力279PS/最大トルク430N・mを発揮し、先代V6の301PSには僅かに及ばないものの低回転から厚いトルクで力強い加速を実現しています。組み合わされるトランスミッションはDirect Shift-8AT(8速AT)で、高速巡航から街乗りまでシームレスかつ効率的な走行が可能です。駆動方式は2WD(FF)と4WD(AWD)から選択できます。
一方、ハイブリッドモデルは2.5L直4エンジン+モーターのシリーズパラレルハイブリッド(THSⅡ)を継続採用。
燃費性能重視のパワートレインですが、システム出力は十分で静粛性にも優れています。従来型に比べ制御系統の改良で発進加速や再加速時のレスポンスが向上し、街乗りでの扱いやすさがアップしました。E-Four電気式4WDも選択でき、雨天時や雪道での安定性も確保されています。
そして忘れてはならないのが、新たに追加されたPHEV(プラグインハイブリッド)モデルです。2025年1月にアルファード/ヴェルファイアに初のPHEVが設定され、大きな話題となりました。プラグインハイブリッドは大容量リチウムイオン電池を床下に搭載し、一定距離をモーターのみで走行できるのが特徴です。アルヴェルPHEVの場合、EVモード走行距離は未公表ながら市街地の移動を電気だけで賄えるレベルと見込まれており、静粛性と環境性能が飛躍的に向上しています。ハイブリッドと同じ2.5Lエンジンを搭載しつつ外部充電も可能なため、ガソリンスタンドに寄らず日常使いできる点は大きなメリットです。さらにバッテリーを活かした外部給電機能も備え、非常時の電源やアウトドアでの電力供給にも役立ちます。
走行性能に関しては、先述の高剛性ボディや新サスペンションセッティングにより、直進安定性・コーナリング性能・乗り心地のバランスが高次元でまとまっています。アルファードとヴェルファイアでキャラクター分けが図られており、ヴェルファイアのZ Premier系は専用チューニングの足回りでよりスポーティな走り味を持たせています。実際、ヴェルファイアZプレミア(2.4Lターボ)はハイブリッド以上の加速性能を誇り、減衰力高めのサス設定と相まって機敏なハンドリングを実現しています。一方で若干硬めの乗り心地には好みが分かれるものの、それでもミニバンとしては異例の走行フィールと言えるでしょう。アルファードは快適重視で、エグゼクティブラウンジはもちろんZグレードでもソフトな乗り味に仕上げられており、燃費性能も良好です。
総合的に見て、新型ヴェルファイアは走る高級ホテルラウンジとも言える充実ぶりです。デザイン・快適性・安全性能・走行性能のすべてが大幅にブラッシュアップされ、まさにキング・オブ・ミニバンの名にふさわしい完成度を手に入れました。長い納期を待ってでも手に入れたいと多くの人が熱望するのも納得の出来栄えでしょう。
まとめ:新型ヴェルファイア予約状況や最新の納期・販売店対応・新機能
記事のポイント
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最新情報の把握と複数の販売店への積極的な問い合わせが重要。
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長期納期を見越した計画的な購入準備が必要。
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待つ価値のある高級感、快適性、安全性の向上した魅力的な車
新型ヴェルファイアの最新の予約状況と納期情報、新機能の魅力について解説してきました。人気が高すぎるあまり買いたくても買えない状況が続いていますが、トヨタも生産体制の立て直しと新モデル追加で事態の改善を図っています。もし購入を検討されているなら、まずは信頼できる販売店に最新情報を確認し、受注再開や予約待ちの状況を把握しましょう。運良く注文できた場合でも納車まで半年以上の猶予を見込んで計画を立てることが大切です。
新型ヴェルファイアは、その長い納期に見合うだけの抜群の魅力と商品力を備えています。圧倒的な存在感のデザイン、極上のおもてなし空間、最先端の安全技術――まさに唯一無二のラグジュアリーミニバンと言えるでしょう。納車まで待つ時間さえも期待で胸が高鳴る、そんな特別な一台です。ぜひ本記事の情報を参考に、新型ヴェルファイア購入への第一歩を踏み出してみてください。
【新型ヴェルファイア 予約状況 Q&A】
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Q: 新型ヴェルファイアは今予約できますか?
A: 2025年現在、基本的にはメーカー受注停止中で新規予約は難しい状況です。ただし販売店によっては予約待ちを受け付けている場合もあります。最新の状況はディーラーに確認しましょう。 -
Q: 納期はどれくらいかかりますか?
A: 情報では早くても半年程度、場合によっては1年前後の納期を見込む必要があります。グレードによって差があり、エグゼクティブラウンジはさらに長期化する傾向です。 -
Q: 納期を早める方法はありますか?
A: 複数ディーラーへの問い合わせや抽選販売への応募、下取り車の活用などが考えられます。また、条件付きで優先されるケースもあるため営業担当者と相談してみてください。 -
Q: 新型ヴェルファイアはどこが進化しましたか?
A: デザイン・快適性・安全性すべてが進化しました。具体的には二段ヘッドライトの進化や大型リアランプ、独立ムーンルーフや電動サンシェード、自動駐車の高度化(リモート機能)、2.4Lターボ新エンジンの搭載など多岐に渡ります。 -
Q: PHEVモデルはありますか?
A: はい、2025年1月にアルファード/ヴェルファイアにPHEVが追加されました。外部充電が可能で環境性能に優れ、今後さらに注目されるモデルです。


