自動車販売やカスタムショップでの経験を経て、現在はフリーランスのモータージャーナリストとして活動しています。今回取り上げるのは、発売当初から「不具合だらけ」と話題になったマツダCX-60。変速ショックや硬い乗り心地、電子系トラブルなどの実態と改善状況を、冷静に検証していきます。
記事のポイント
- 不具合は変速ショックや硬い乗り心地が中心
- トラブルは発売当初の初期ロットに集中
- ソフトウェア更新や年次改良で大幅に改善済み
- 試乗では低速域の滑らかさと段差の乗越えを確認
- 中古車は2023年9月以降の商品改良モデルが狙い目
CX-60不具合だらけ説の真相を検証

- 報告の多い変速ショックとギクシャク感
- 硬すぎるといわれる乗り心地の評判
- マツダコネクトのフリーズや再起動問題
- 内装から発生するきしみ音や異音
- 警告灯の誤点灯とセンサーの不具合
- 初期ロットに集中したトラブル事例
マツダのプレミアム戦略を担うCX-60。その華々しいデビューとは裏腹に、インターネット上では「不具合だらけ」という厳しい声が飛び交っています。私自身、この車には大きな期待を寄せていただけに、こうした声には心を痛めていました。ディーラーの営業として多くのお客様の声を聞き、カスタムショップで様々な車の癖と向き合ってきた経験から言っても、新開発のプラットフォームとパワートレインを搭載したモデルには、初期トラブルがつきものなのは事実です。
しかし、噂だけを鵜呑みにして、この意欲作の本質を見誤ってしまうのは非常にもったいないこと。ここでは、具体的にどのような不具合が報告されているのか、そしてその真相はどこにあるのかを、一つひとつ冷静に検証していきたいと思います。本当にCX-60は「買って後悔する車」なのでしょうか。
報告の多い変速ショックとギクシャク感
CX-60の不具合として、おそらく最も多くの方が耳にするのが、このトランスミッションの問題ではないでしょうか。具体的には、低速走行時のギクシャクとした挙動や、特定の速度域での変速ショックが挙げられます。私も初期モデルを市街地で走らせた際、信号からの再発進で一瞬ためらうような動きや、2速から3速へのシフトアップで軽いショックを感じた経験があります。
この不具合の根源は、マツダがダイレクトな走行フィールを追求するために採用した、トルクコンバーターを持たない独自の8速ATにあります。一般的なATが持つ流体クラッチ(トルクコンバーター)をなくし、電子制御の湿式多板クラッチで繋ぐことで、マニュアル車のようなダイレクトな加速感を実現しようとしたのです。しかし、その半面、特に発進時や低速域でのクラッチ制御が非常にシビアになり、プログラムの熟成不足からギクシャク感として現れてしまいました。これは故障というより「仕様」に近い側面もありますが、多くのドライバーが違和感を覚えたのは無理もないでしょう。
では、走りの根幹であるトランスミッションの次に、多くのオーナーが指摘する「乗り心地」の問題はどのようなものなのでしょうか。
硬すぎるといわれる乗り心地の評判

次に多く聞かれるのが、乗り心地が「硬すぎる」という評判です。特に路面の綺麗な高速道路では安定しているものの、市街地の細かな凹凸やマンホールの段差を越える際に、ゴツゴツとした突き上げ感があるという声が目立ちます。以前、私がカスタムショップで欧州のスポーツセダンを手掛けていた頃を思い出します。硬い足回りは高速域での安定性を生みますが、日本の日常的な速度域では快適性を損なう諸刃の剣。CX-60もまさにその典型例だと感じました。
この硬さの理由は、マツダが目指した高い運動性能にあります。FRプラットフォームの特性を活かし、欧州のプレミアムSUVに匹敵するシャープなハンドリングを実現するため、サスペンションは意図的に硬めにセッティングされているのです。特にリアサスペンションからの突き上げ感が強く、後席に乗る家族からは不満の声が上がりやすい、という声が多く聞かれるのが実情です。ドライバーは楽しくても、同乗者には優しくない。そんな評価に繋がりやすかったのかもしれません。
走りの質感だけでなく、現代の車に欠かせないインフォテインメントシステムにも、実はいくつかの課題が報告されています。次にその点を見ていきましょう。
マツダコネクトのフリーズや再起動問題
走行性能と並んで、現代の車選びで重要視されるのがインフォテインメントシステム、マツダで言えば「マツダコネクト」です。CX-60では、このマツダコネクトに関してもいくつかの不具合が報告されています。例えば、走行中にナビ画面が突然ブラックアウトする、Apple CarPlayやAndroid Autoの接続が不安定になる、システム自体が予期せず再起動するといった症状です。
モーターショーの展示車両でさえ、説明員が操作中にシステムが固まってしまう場面に遭遇することがあります。それだけ現代の車載システムは、ナビゲーションから車両設定、オーディオ、通信機能までを司る非常に複雑なコンピューターになっている証拠ですね。特に、Apple CarPlayやAndroid Autoといった外部デバイスとの連携時に問題が発生するケースが多く、ナビゲーション中に突然画面が消えるといった報告は、運転中の安全にも関わるだけに看過できません。これらの多くはソフトウェアのバグに起因するものであり、後のアップデートで改善されていくケースがほとんどです。
画面が消えるのも困りますが、走行中に聞こえてくる不快な音もまた、ドライバーのストレスになります。内装の品質についてはどうでしょうか。
内装から発生するきしみ音や異音

CX-60は、その上質な内装デザインも大きな魅力の一つです。しかし、一部のオーナーからは、走行中に内装から「カタカタ」「ピシッ」といったきしみ音や異音が発生するという報告が上がっています。具体的には、センターコンソール周辺やダッシュボード、ドアトリムといった樹脂パーツが多く使われている箇所からの発生が多いようです。
これは、異なる素材(例えば樹脂と金属)が温度変化によって収縮・膨張する際に擦れたり、部品同士の組み付け精度、いわゆる「公差」の問題でわずかな隙間が生じたりすることが原因と考えられます。もちろん、こうした異音はどんな車でも発生する可能性はありますが、プレミアムSUVを名乗るCX-60においては、その静粛性への期待値が高い分、余計に気になってしまうのかもしれません。特に寒い季節の走り始めや、路面の悪い道を走行中に「ピシッ」「カタカタ」といった樹脂パーツが擦れるような音が気になるという声が寄せられています。ディーラーで相談すれば、クッション材を追加するなどの対策で改善される場合が多いですが、少し残念に感じるポイントではあります。
目に見える部分や耳に聞こえる不具合だけでなく、メーターパネルに突然表示される警告灯もドライバーを不安にさせます。
警告灯の誤点灯とセンサーの不具合

「ハイブリッドシステム異常」や「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)に異常があります」といった警告灯が、何の前触れもなく点灯するというのも、報告されている不具合の一つです。多くの場合、一度エンジンを切り、再始動すると消えてしまうことが多いようですが、運転中に突然警告が表示されれば誰でも不安になりますよね。
私も大雨の高速道路で、前方を監視するレーダーセンサーが一時的に機能停止し、警告が出た経験があります。これは故障ではなく、センサーが正常に機能できない状況をドライバーに知らせる安全のためのフェイルセーフ機能なのですが、初めてだとドキッとします。実際には車両に異常がないにもかかわらず、各種センサーが異常を検知したと誤判断し、メーター内に警告メッセージが表示されるというものです。原因としては、センサー本体の初期不良のほか、ソフトウェアの制御ロジックが過敏であったり、バッテリー電圧が不安定になったりすることなどが考えられます。
これまで見てきた不具合ですが、実はある特定の時期に製造された車両に集中している傾向があります。その実態に迫ってみましょう。
初期ロットに集中したトラブル事例
ここまで様々な不具合の例を挙げてきましたが、これらの問題の多くは、発売からしばらくの間に生産された、いわゆる「初期ロット」の車両に集中している傾向が見られます。これは自動車業界では決して珍しいことではありません。私自身、ディーラー時代に新型車が発売されると、最初の数ヶ月は細かなトラブル対応に追われた記憶があります。
CX-60は、マツダにとって全く新しいFR(後輪駆動)ベースのプラットフォーム、新開発の直列6気筒エンジン、そして新設計の8速ATと、まさに「初物づくし」のモデルでした。そのため、生産ラインの習熟度や、各サプライヤーから納入される部品の品質が安定するまでに、ある程度の時間が必要だったと考えられます。自動車の製造において、新しいモデルの生産開始直後は、どうしても組み立て精度や部品の品質にばらつきが出やすく、CX-60もその例に漏れなかったと言えるでしょう。「初期型は人柱」と揶揄されることもありますが、新しい挑戦にはつきものの産みの苦しみだったのかもしれません。
ここまでは不具合の具体例を見てきましたが、暗い話ばかりではありません。マツダも手をこまねいているわけではなく、着実に対策を進めています。では、これからCX-60を選ぶにあたり、後悔しないためにはどうすれば良いのでしょうか。
不具合だらけと後悔しないCX-60の選び方

- 公式リコールとサービスキャンペーン情報
- ソフトウェアアップデートによる改善状況
- 年次改良モデルで解消された問題点
- 試乗時に必ず確認すべきチェック項目
- 中古車購入で注意したい年式と走行距離
- 購入後のディーラー保証とサポート内容
さて、ここまでCX-60に報告されている不具合の数々を見てきました。これだけ読むと、「やっぱりCX-60は避けた方がいいのか…」と感じてしまうかもしれません。しかし、重要なのはここからです。マツダはこれらの問題を放置しているわけではなく、着実に対策と改善を進めています。
むしろ、これらの初期トラブルの情報を知っているからこそ、より賢く、そして後悔のないCX-60選びができるのです。ここでは、具体的な対策状況や年次改良の内容、そして購入前に必ずチェックすべきポイントを、私の経験を交えながら徹底的に解説していきます。あなたの不安を安心に変えるための道しるべとなれば幸いです。
公式リコールとサービスキャンペーン情報

まず最も確実な情報源となるのが、メーカーが公式に発表するリコールやサービスキャンペーンです。CX-60も発売以降、パワーステアリングの不具合や各種制御プログラムの修正など、いくつかのリコールや改善対策、サービスキャンペーンが届け出られています。
リコールは国の保安基準に関わる重要な不具合に対する無償修理、サービスキャンペーンはそれ以外の品質改善を目的とした無償修理です。中古車で購入を検討する際は、その車両が対象となっていないか、対象であれば既に対策済みであるかを必ず確認する必要があります。これらの情報は、メーカーが公式に問題を認め、対策を講じている証拠であり、購入を検討する上で最も信頼できる判断材料の一つとなります。マツダの公式サイトで車台番号を入力すれば簡単に調べられますし、もちろん販売店に問い合わせればすぐに教えてくれます。
公式な改善措置だけでなく、目に見えないソフトウェアの世界でも、CX-60は進化を続けています。
ソフトウェアアップデートによる改善状況

現代の車は、もはや「走るスマートフォン」と言っても過言ではありません。エンジンやトランスミッション、安全装備に至るまで、その多くがソフトウェアによって制御されています。そして、CX-60の初期に指摘された不具合の多くも、このソフトウェアのアップデートによって大きく改善されています。
ディーラーで定期点検を受けるたびに、車が少し賢くなって帰ってくるような感覚です。私自身、初期モデルと最新プログラムが適用されたモデルを乗り比べましたが、その進化には驚かされました。特に、オーナーから最も多くの不満が寄せられた変速ショックやギクシャク感は、複数回にわたるソフトウェアの更新によって、日常域での快適性が大幅に向上しました。同様に、マツダコネクトの安定性や、i-ACTIVSENSEの制御ロジックなども、アップデートを重ねるごとに洗練されています。新車はもちろん、中古車であってもディーラーできちんと最新のプログラムに更新してもらうことが重要です。
ソフトウェアだけでなく、ハードウェア、つまり車の部品そのものも改良されています。それが年次改良モデルです。
年次改良モデルで解消された問題点
ソフトウェアのアップデートと並行して、マツダは物理的な部品の改良も行っています。これが、いわゆる「年次改良」や「商品改良」と呼ばれるものです。CX-60も、発売から時間が経つにつれて、ユーザーからのフィードバックを元に様々なハードウェアの改良が加えられてきました。
最も大きな変更点は、硬すぎると不評だった乗り心地を改善するため、リアサスペンションのダンパーやスプリングのセッティングが見直されたことです。これにより、初期モデルにあったゴツゴツとした突き上げ感が緩和され、よりしなやかで快適な乗り心地へと進化しています。他にも、異音対策として内装部品の材質や固定方法が変更されるなど、目に見えない部分でも着実な改良が進んでいるのです。こうしたユーザーの声に真摯に耳を傾け、製品に反映させていく姿勢は、マツダというメーカーの誠実さの表れだと私は感じています。
とはいえ、カタログスペックだけではわからないのが車の真実。実際に購入を決める前には、必ずあなた自身の五感で確かめるべきことがあります。
試乗時に必ず確認すべきチェック項目

カタログやネットの情報収集を終えたら、最後は必ず試乗をしてください。その際は、ただディーラーの周りを一周するだけでなく、できるだけ普段自分が使う道や、少し意地悪な道を走らせてもらうことをお勧めします。ディーラーの営業マンだった頃、お客様にはいつも「いつもの通勤路や、近所のスーパーまでの道を走ってみてください」とお願いしていました。きれいなバイパスだけ走っても、その車の本当の実力は見えてきませんからね。
CX-60の試乗で特に確認してほしい項目を以下にまとめました。
* 低速域の滑らかさ: 特に、時速20km前後での低速走行や、ストップ&ゴーを繰り返すシーンで、変速がスムーズに行われるかを入念にチェックしてください。
* 段差の乗り越え: あえてマンホールや路面の継ぎ目を通過し、サスペンションの突き上げ感や収まり具合を確認しましょう。特に後席の乗り心地は重要です。
* システムの操作性: マツダコネクトのコマンダーコントロールを操作し、レスポンスや使い勝手にストレスがないか確かめます。
* 車幅感覚: 全幅1,890mmは日本の道路では決して小さくありません。狭い道でのすれ違いなどを想定し、取り回しに不安がないか確認してください。
新車だけでなく、中古車市場にもCX-60は増えてきました。中古で狙うなら、どこに注意すれば良いのでしょうか。
中古車購入で注意したい年式と走行距離
不具合のリスクを避けつつ、CX-60をお得に手に入れたいと考えるなら、中古車は非常に魅力的な選択肢です。しかし、どの個体でも良いというわけではありません。注意すべきは、やはり「年式」です。
結論から言えば、狙うべきは初期の不具合が対策され、ハードウェアの改良も進んだ高年式のモデルです。可能であれば、2023年の大幅な改良(通称:商品改良)が適用された後のモデル、具体的には2023年9月以降に生産された車両を選ぶのが最も賢明です。これ以前のモデルであっても、ソフトウェアのアップデートやリコール対応がきちんと行われていれば問題は少ないですが、物理的な乗り心地の改善は商品改良後のモデルにしかありません。走行距離に関しては、1万kmから3万km程度で、定期点検記録簿がしっかり残っている車両が安心できるでしょう。そして何よりも、前述のリコールやサービスキャンペーンの対応履歴を販売店に必ず確認することが、後悔しない中古車選びの鉄則です。
車を手に入れた後も、安心できるカーライフを送るためには、ディーラーとの関係が非常に重要になります。
購入後のディーラー保証とサポート内容

最後に、忘れてはならないのが購入後の保証とサポート体制です。マツダの新車には、エンジンやトランスミッションといった重要部品を5年間または10万kmまで保証する「特別保証」と、それ以外の部品を3年間または6万kmまで保証する「一般保証」が付帯しています。
特にCX-60のような新技術が多く採用されたモデルでは、購入後の予期せぬトラブルに備え、保証内容を正確に把握しておくことが精神的な安心に繋がります。また、保証期間を延長できる「マツダ延長保証」に加入しておくのも賢い選択です。そして、何よりも大切なのは、信頼できるディーラーや担当者を見つけること。私自身、ディーラー営業時代に痛感しましたが、お客様との信頼関係こそが全てでした。車は買ってからが本当の付き合いの始まりです。小さな不具合や疑問点でも気軽に相談できる、そんなパートナーシップを築けるお店で購入することが、結果的に最も満足度の高いカーライフを実現する鍵となるでしょう。
CX-60は不具合だらけで後悔する?オーナーの声と対策のまとめ
マツダCX-60に寄せられる「不具合だらけ」という声の真相を解説しました。初期ロットでは、独自の8速ATによる変速ショックや硬い乗り心地、マツダコネクトのフリーズなどの不具合が報告されましたが、これらの多くはマツダの公式リコールや複数回にわたるソフトウェア更新、そして年次改良によって大幅に改善されています。特に2023年の商品改良では乗り心地が見直されるなど、対策は着実に進んでいます。この記事で解説した試乗時のチェックポイントを参考に、ぜひ一度ご自身でディーラーに足を運び、進化したCX-60の実力を確かめてみてください。
よくある質問
CX-60の変速ショックやギクシャク感は今でもありますか?
初期モデルでは報告が多かったですが、複数回のソフトウェアアップデートにより大幅に改善され、日常域での快適性は大きく向上しています。最新モデルやアップデート済みの中古車ではほとんど気にならないレベルですが、念のため試乗で低速走行時の滑らかさを確認することをおすすめします。
乗り心地が硬いと聞きましたが、本当ですか?
初期モデルは、特に後席で突き上げ感が強いという評価がありました。しかし、2023年の商品改良でリアサスペンションのセッティングが見直され、しなやかで快適な乗り心地に進化しています。乗り心地を重視するなら、商品改良後のモデルが断然おすすめです。
マツダコネクトがフリーズする不具合は直っていますか?
はい、ソフトウェアのアップデートによってシステムの安定性は大きく向上しています。特にApple CarPlayやAndroid Autoとの接続不安定も改善傾向にあります。購入を検討している中古車があれば、ソフトウェアが最新の状態に更新されているか販売店に確認しましょう。
中古のCX-60を買うなら何年式以降が安心ですか?
最も安心できるのは、乗り心地などがハードウェアレベルで改善された2023年9月以降に生産された「商品改良後」のモデルです。それ以前のモデルを検討する場合は、リコールやサービスキャンペーンの対応が完了しているか、必ず確認してください。
内装のきしみ音はありますか?
一部の初期ロットの車両で、センターコンソール周辺などから異音が発生するとの報告がありました。これは年次改良で対策が進んでいます。もし中古車で音が気になる場合は、ディーラーでクッション材の追加などの対策を相談できます。
警告灯が誤点灯するトラブルは大丈夫ですか?
センサーの過敏さが原因で、実際には異常がないのに警告灯が点灯する事例が初期に報告されました。これもソフトウェアの更新で制御が最適化され、発生頻度は大幅に減少しています。万が一発生しても、ディーラーで点検を受ければ安心です。
不具合が心配ですが、購入後の保証はありますか?
マツダの新車には重要部品を5年または10万km保証する「特別保証」と、その他を3年または6万km保証する「一般保証」が付帯しています。有料の延長保証もあり、中古車でも保証を付けて購入できる場合が多いので、購入時に内容をしっかり確認しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。CX-60は、新技術に挑んだがゆえの初期トラブルこそありましたが、その多くは改良とアップデートで着実に解消されつつあります。私は営業や整備、カスタム、そしてサーキットでの経験を通じて、スペックや評判だけでは見えない車の本質をお伝えすることを大切にしています。今回の記事が、CX-60を検討する皆さんの不安を和らげ、納得の一台に出会う手助けになれば嬉しいです。今後も機会があれば、最新SUVやFRプラットフォーム車の進化についても取り上げていきたいと思います。



